黒単アグロで使いそうな各カードについてちょこちょこ
2014年5月14日 M:TG最近ウンコとかしか言ってない気がするのでたまには真面目に。
とはいえ、だいたい自分用の備忘録代わり。結局デッキに入れてないカードについても書いてます。
この記事が全国97人ぐらいの黒単アグロ使いの役に立てばいいですね。ぺっ。
じゃまた。
とはいえ、だいたい自分用の備忘録代わり。結局デッキに入れてないカードについても書いてます。
《苛まれし英雄/Tormented Hero》
1マナクリーチャー3人衆の中で1T目にプレイする優先度が最も高い。
タップインであるため早々に処理したいのと、《モーギスの匪賊》の速攻付与との噛み合わせが悪いため。
英雄的は対象を取るたびに誘発するので、コントロール相手に無駄になりがちな除去はこいつにまとめて撃ちこむのも手。
《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler》
1マナクリーチャー3人衆の中で1T目にプレイする優先度は真ん中。英雄よりは後回しで傷皮持ちよりは先。
解鎖は戦場に出るときにモードを選ぶので出すのが遅い方が状況によって使い分けられ、また英雄と違って匪賊による速攻付与を生かすことができる。傷皮持ちもそうではあるが、どうせ4マナ出せるなら授与したいことのほうが多い。
また、早めに出すと《潮縛りの魔道士》の対象になってしまう可能性があるのも英雄より1T目プレイの優先度を下げる要素。
サイドボーディングで1マナ生物を外すときの筆頭。特に青や白を含むデッキには、《潮縛りの魔道士》と《万神殿の兵士》の存在があるので抜きたい。
《節くれの傷皮持ち/Gnarled Scarhide》
1マナクリーチャー3人衆の中で1T目にプレイする優先度は最も低い。可能なら授与したいので。
相手のクリーチャーにエンチャントして攻撃を通したり、《家畜化》をはがしたりできるのも忘れずに。なお相手のクリーチャーに授与しているとき《急速混成》などで自決されても授与クリーチャーはこちらの戦場に出る。
《苦痛の予見者/Pain Seer》
カードを手札に加えるのは実際にはアップキープ(神啓のルールより)。ドローではないため、《概念泥棒》で盗まれたり《迷宮の霊魂》で妨害されることもない。
《威圧する君主》や《盲従》とは友情コンボ。相手が前者を出している場合、予見者を出してから除去するか、除去してから予見者を出すか状況に応じて考える。
《快楽殺人の暗殺者/Thrill-Kill Asassin》
接死は戦闘ダメージ以外でも誘発するので、《ドムリ・ラーデ》の-2能力による格闘は言わずもがな、《世界を喰らう者、ポルクラノス》の怪物化に対する抑止力にもなる。
《群れネズミ/Pack Rat》
トークンである《群れネズミ》が《放逐する僧侶》のETB能力の対象になった際、能力の解決前に僧侶を除去できれば、トークンは戦場から取り除かれることがないので生き残る。
ネズミを複数体コントロールしていて《拘留の宝球》や《胆汁病》の対象に取られた場合、対象になったものをインスタント除去などで処分できれば対象不適正となり、他のネズミを守ることができる。
《悪意に満ちた甦りし者/Spiteful Returned》
オーラとして戦場に出ているクリーチャー・エンチャントは、自分のターン開始時からコントロールしていれば、クリーチャーになってすぐでも召喚酔いしない。よって甦りし者を授与したクリーチャーがいるとき、攻撃時誘発の2点ルーズを嫌うつもりで攻撃クリーチャー指定より前に相手が除去をプレイしてきたら、ターン開始時からコントロールしていればクリーチャー化した甦りし者で即座にアタックできる。
《脳蛆/Brain Maggot》
能力にスタックで除去されても、いちおう相手の手札を見るまではできる。
《モーギスの匪賊/Mogis’s Marauder》
《変わり谷》に威嚇を与えた場合、アーティファクト・クリーチャーによってしかブロックされない(相手の谷にはブロックされない)。
《責め苦の伝令/Herald of Torment》
直感的にバーンや赤系アグロ相手にはサイドアウトしたくなるが、現環境の赤はタフネス3以上のクリーチャーに対処しにくいため、あえて抜かない選択肢もあり。
こいつに《オルゾヴァの贈り物》や《吸血鬼の印》のようなカードをエンチャントできれば大分やりやすくなる。あるいは、前述のエンチャントを貼ったクリーチャーにこれを授与するのもなかなか。
《責め苦の伝令》と《苦痛の予見者》を同時にコントロールしている場合、いちおう伝令のライフルーズから先にスタックに積んだほうがいい。どちらから先に解決しても差が出ることはごく稀だろうが、ライフが少ないときに伝令のルーズを先に解決すると、予見者で手札に加えたカードを使う間もなく即死する可能性がある。
たとえばライフ3手札0でこの2体と《苛まれし英雄》をコントロールしていてアップキープを迎えたとき、先に予見者の神啓を解決すれば《究極の価格》なり《胆汁病》なりを引いたとき英雄にプレイして延命できるが、逆だとカードをプレイする前にライフが0になってしまう。
《饗宴の主/Master of the Feast》
やるかどうかはともかくとして、《概念泥棒》とのシナジーがある。
ぶっちゃけるとほとんどのデッキはこのカードへの回答を持っている。《平和な心》や《閉所恐怖症》、《荒ぶる波濤、キオーラ》の+1能力を食らっても泣かない。
《生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie》
《変わり谷》にはブロックされない。
《思考囲い》を空振りそうな気配があるとき、先に生命散らしでピーピングしておけば無駄に2ライフ減らさずに済む。
《冒涜の悪魔/Desecration Demon》
相手が《ザスリッドの屍術士》をコントロールしているときは第2メインフェイズにプレイすること。第1メインフェイズに出すと、直前の戦闘フェイズで生け贄を捧げられたとき、死亡誘発で出てきたゾンビトークンに返しターンで戦闘に参加する機会を与えてしまう。
戦闘開始時に相手がクリーチャーを生け贄に捧げるかどうか決めた後、攻撃クリーチャーを指定するまでに呪文を唱えたり能力を起動できるタイミングがあるのを把握しておく(生け贄の有無を確認してから《変わり谷》をクリーチャー化して攻撃に加えるなどが可能)。
《思考囲い/Thoughtseize》
授与を施したクリーチャーをコントロールしている場合、《思考囲い》は第1メインフェイズにプレイするのが正しいことが多い。戦闘前にインスタント除去を引き出せる可能性があるので、それでエンチャント・クリーチャーつきのクリーチャーを除去されたとき、クリーチャー化したエンチャント・クリーチャーをこのターンの攻撃に参加させられる(もちろん召喚酔いしていなければ)。
これも直感的にはバーン相手にはサイドアウトしたくなるが、2点払ってもダメージ効率を落とせれば御の字なので残してもいい。特に《灼熱の血》は必ず抜きたい。
《究極の価格/Ultimate Price》
だから《変わり谷》には撃てないって言ってるだろ、いい加減にしろ!
あと《パーフォロスの槌》から出てきたトークンにも撃てない。
《胆汁病/Bile Blight》
《拘留の宝球》ほどは警戒されていないので、意外と複数のクリーチャーを討ち取れる。《思考囲い》とセットで引いていれば相手をそういう動きに誘導するのもさほど難しくない。
《太陽の勇者、エルズペス》の-3能力を誤魔化せることもたまにある。
《英雄の破滅/Hero’s Downfall》
強力なカードだが、青単相手には《審判官の使い魔》のいい的になったりすることもあるので過信は禁物。
《変わり谷/Mutavault》
直前の自ターンで出したばかりの《変わり谷》を相手のターンでクリーチャー化すると、召喚酔いによりそのターンはマナが出せないことに注意。相手のターンに谷をブロッカーにしつつ除去を撃つ、という動きをするつもりでいてもマナが足りなくなる恐れがある。
リアルMTGだとしれっとマナを出そうとしてくるプレイヤーもいるが、きっと悪気はない……はず。
《沼/Swamp》
アンヒンジドの沼が至高である(異論は認める)。
この記事が全国97人ぐらいの黒単アグロ使いの役に立てばいいですね。ぺっ。
じゃまた。
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