シドニーに行く気は1ミクロンもないけど、PWP稼ぎと練習のために参加。
使用デッキは、GPT名古屋で優勝したときの黒赤ハスクをアプデしたものです。

黒赤ハスク「もっ先オッスオッス・改」
4 《墓所這い/Gravecrawler》
4 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
4 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
3 《血の芸術家/Blood Artist》
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
4 《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
4 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
2 《地獄乗り/Hellrider》
3 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
4 《反逆の印/Mark of Mutiny》
2 《硫黄の流弾/Brimstone Volley》
8 《沼/Swamp》
4 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4 《血の墓所/Blood Crypt》
3 《ラクドスのギルド門/Rakdos Guildgate》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
【サイドボード】
3 《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
2 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
3 《脳食願望/Appetite for Brains》
2 《火柱/Pillar of Flame》
2 《夜の犠牲/Victim of Night》
3 《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》


単純にカードパワーが低く、特にシナジーもない哄笑者が4→2→0になって抜け去り、代わりに環境的に有力で、防御面での穴を埋める効果もある悪名の騎士や、嫌いなカードではあるけど捲り性能を考慮して2枚の地獄乗りを採用しています。
また呪文枠として、黒赤系のファルケンラスの貴種を有効に対処できる悲劇的な過ち(さっそくSCGでも使われ始めてたし、名古屋でもよく見ることになるんじゃないかな)を投入。これはハスクというデッキ自体とも相性がいいカードですし、メインボードの赤いカードの割合を下げることで事故率も下げられるので、なかなかよかったですね。また、火柱と違って、相手の先手1Tマナクリーチャーを潰しやすいのも利点かと。
サイドは特筆するほどでもないですが、スカースダグの高僧は即効性の高い夜鷲に差し替えました。安らかな眠りで阻害されないというのもありますが。



◆R1 BYE
バイバーイ、さよなラクドス!

○○-

◆R2 黒赤ハスク
いきなり同系。この流れはこないだ見た上に、対戦相手も同じ人だったり。
1本目:
相手のデッキ登録ミスにより不戦勝。みんなも気をつけようね。
2本目:
相手先手から、1T哄笑者、2T戦墓、墓所這いというロケットスタートを決められてしまうキツイい展開に。
こちらが序盤に出した戦墓のグールやハスクなどをブロッカーに立たせ守勢に回っていると、相手は4Tにファルケンラスの貴種プレイから全軍アタック。
一見パーフェクトな回りながら、ここで悲劇的な過ち先輩が火を噴き、ファルケンラスを滅殺しつつ相手の攻撃を受け流すことに成功しました。そこから手札のゲラルフなどを出して攻勢へ転じ、1ライフまで削らせつつも紙一重で勝ち。

○○-

◆R3 セレズニア(Kつさん)
一緒に遠征してきたKつさんと対戦。なんてこった、ここは高知だったのか(砂浜に埋もれた竜馬像を見上げつつ)。
ダイス勝利で先攻。
1本目:
非マナクリスタートの相手をしり目に、こちらは1Tパワー2から2T悪名の騎士、3Tゲラルフからの4Tファルケンラスという強力な展開。けっきょく、相手にほとんど何もさせずに押し切って勝ち。

IN:
3 夜鷲
1 徴集兵
2 火柱
2 夜の犠牲
OUT:
1 墓所這い
1 戦墓
3 芸術家
2 地獄乗り
1 反逆の印
※芸術家はRIPでオワコン化するし、一気に削られてるときは弱いから全抜き。

2本目:
スリップ2連打でマナクリの展開を許さず、夜鷲→悪名コースから強打者パクリファイス、火柱で銀刃除去で戦場は支配できたものの、ドローがスペル1土地5みたいな感じで、徐々に凌がれて雲行きが怪しくなっていく。
ガラクで悪名を除去られ、修復の天使で夜鷲相打ちを相撃ちに取られたところで、相手のライフは1ながらこちらもハスクしかリソースがなく、「ああ、ここからマナフラ無双で負けかなー」と思っていたら、ちゃんと具を引いてきて勝ち。
勝ってるときは勝つもんですね。

○○-

R4 青白フラッシュ
魂の洞窟4積みはこういうときのためにある。
ダイス勝ちで先手。
1本目:
このマッチアップ最大のゴミである反逆の印×2を抱えつつ、相手に占い師×2と修復の天使を出され大いに攻めあぐねてしまう展開。
この流れでスフィンクスの啓示を使われるとしんどいので、反逆の印を天使に撃ったり、地獄乗りを突っ込ませたりして対応させつつちょこちょこライフを削っていき、相手は残り4ライフに。ここで1Tスペルを使わずにターンを返すと、狙い通り痺れを切らして啓示を撃ってきてくれたので、陰鬱からの5点流弾で勝ち。

IN:
1 徴集兵
2 脳食願望
2 夜の犠牲
OUT:
1 過ち
4 反逆の印
※徴集兵は怪しい。脳食3枚目でよくね? タミヨウ見たら入れてもいいけど。

2本目:
一転、こちらがゲラルフやファルケンラスなどで強く攻める中、相手は(自分の)魂の洞窟のせいで色マナが出にくく、5Tあたりで投了。3分ぐらいで決着したと思います。勝ち。

○○-

R5 ドラントークン
無形の美徳とか幽霊王とかでトークンがデカくなる中速デッキ。
1本目:
序盤からテンポよく殴っていき、表裏未練ある魂も悪名の騎士やゲラルフで意に介さず攻撃を継続。守護者の木立から8/8を出される状態になったものの、相手のライフを7まで削ってからのゲラルフ不死2点と流弾5点で〆。

IN:
2 夜の犠牲
3 かがり火
OUT:
1 戦墓
3 過ち
1 反逆の印
※大型のクリーチャー(スラーグとか木立トークンとか)もいるので、除去とレイコマは数枚残し。

2本目:
芸術家+かがり火=トークンデッキは死ぬ。勝ち。

○○-

準決勝 ドラントークン
R5と同じ人。ダイス勝ちで先攻。
1本目:
先攻マウントでガリガリ削る。スラーグが出るも、ファルケンラスで上から2回なぐってからのハイパー流弾タイム。勝ち。

サイドは予選と同じ。

2本目:
相手が土地3で止まってるあいだにひたすらビート。除去を2回ほど食らうも、マナフラしてなければそうそうリソースは尽きないので、そのまま勝ち。

○○-

決勝 黒赤ハスク
R2と同じ人。ほぼ同系対決なので、ここでダイス勝てたのは大きい。先手。
1本目:
相手ダブマリながらも、こちらも2Tからのドロー内容が、反逆の印×1と土地4で実は危なかったんですが、先手パワーおよび反逆の印×2でダメージレースを制して勝ち。

IN:
2 吸血鬼の夜鷲
1 士気溢れる徴集兵
2 火柱
OUT:
3 悪名の騎士
1 地獄乗り
1 反逆の印
※ミッドレンジ型やスライ型相手なら夜鷲は入れないけど、ハスクは除去が薄いので投入。

2本目:
先手パワーで追いつめられるも、慎重にダメージ計算しながらブロックと芸術家ドレインで窮地を凌ぎ切り、互いのリソースが少なくなってきたところで、相手のゲラルフをレイコマして最後の1点を削って勝ち。かなりきわどい勝負でしたが、いい経験になりました。

○○-


というわけで、全戦ストレート勝ちで優勝してきました。
シドニーには行きませんが、GP名古屋を前にしていい景気づけになったと思います。本戦もこの調子でいきたいですね。

じゃまた。

コメント

ウンパス
2012年12月4日22:17

優勝おめでとうございます
悲劇的な過ちは貴種対策としてはすばらしいですね
マナクリも倒せますし
ただ現環境だと陰鬱が達成しにくいです・・・
煙霧吐きが強かったです

kakeru@感染大好き!
2012年12月4日23:31

リストありがとうございます。僕はバーンタイプなのですが、ハスク型が見れて参考になりました!ラクドス強いなぁー!

ろすす
2012年12月7日23:20

名古屋もラクドス!

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