やっぱ黒赤ゾンビでごわしょ
2012年9月20日 M:TG コメント (2)黒緑ゾンビとかいらんかったんや。黒赤ゾンビが最強なんや。
ジャンドゾンビ? うん、やっぱ回らんかったわ。
というわけで、フルスポも出てるので、レビューは一回休みして黒赤ゾンビのリストをさらしてみます。
◆メインデッキ
4 《墓所這い/Gravecrawler》
4 《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
最強。
こいつらがいるからこそのデッキなので、枚数を減らすことはまず考えられません。
3 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
最強。
ただし、枚数は調整しだいで2~4に変動します。
正直、ロッテスや刻み獣よりこっちのほうが魅力的。
いや、ホント強いよこいつ。ラクドス()とか入れてる場合じゃない。
4 《血の芸術家/Blood Artist》
最強。
アグレッシブなゾンビの強みは、アーティストと本体火力からの後詰めにあると思っているので、ここもほぼ4枚確定枠かと。
迫撃鞘が落ちたのは残念ですが、除去や戦闘でよく誘発するので依然として強力。
黒緑や黒青より黒赤を押すのは、アーティストとの相性のよさもありますね。
4 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
3 《ラクドスの哄笑鬼/Rakdos Cackler》
既存の戦墓のグールに加え、RTRから期待の新鋭として Rakdos Cackler を追加。
これにより1マナパワー2クリーチャーが11枚になったので、ブン回りパターンの発生率がアップしています。
別に Cackler も4にしてもいいんですが、今回は他のスロットとの兼ね合いと中盤以降の微妙さも考慮して3枚に抑えました。
刃の接合者がいなくなったので、この辺りのクリーチャーは前環境以上に活躍してくれそうですね。
3 《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》
個人的注目株。
ディスられてることが多いですが、アグレッシブなデッキにおける強さはなかなか。
1番目の能力はブロッカーに対して大きな牽制になり、低タフネスのクリーチャーはもちろん、ゾンビが苦手とするタフネス3のクリーチャーにも有効です。能力の性質上、実質的にはマナをつぎ込まなくて済むのもいいですね。
また2番目の能力は1番目のと噛み合っていて、1番目で牽制、アタックが通れば2番目を起動というふうにできるので、重いですが悪くはないと思います。
ただし、複数枚引いてもあまり嬉しくないのと、赤マナを要求するカードは極力減らしたいので枚数は3としました。
4 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
1 《火柱/Pillar of Flame》
2 《究極の代価/Ultimate Price》
2 《戦慄掘り/Dreadbore》
3 《炬火の炎/Flames of the Firebrand》
除去は以上の12枚。
軽く使いやすいスリップ4枚からスタートして、安心の確定除去枠に戦慄堀り2枚と究極の代価2枚の計4枚を採用してあります。
残り4枚は火力で、やや陰鬱しにくくなった硫黄の流弾を、クリーチャーデッキの増加も見据えて、炬火の炎3枚と火柱1枚に変更しました。
ただ、後詰めの際には流弾のほうが強いので、この枠は要検討ですね。
11 《沼/Swamp》
4 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《ラクドスのギルド門/Rakdos Guildgate》
マナベースは2色地形3種12枚+沼11枚で23枚。
この手のデッキでタップインランドは敬遠されがちですが、実際は3~4枚入れてもさして問題はない(ZEN~SOM期の黒赤吸血鬼もタップイン3~4枚積みで普通に回ってた)ので、色事故を軽減するためにオススメです。
今回の構築では、カウンターを使う相手は少ないと踏んで魂の洞窟を抜いていますが、メタ次第では2枚程度入れてもよさそうです。ただしその場合、M10ランドのタップイン率が上がるのと、ギルドメイジを使うときに邪魔になるかもしれないという裏目は考慮しないといけませんが。
◆サイドボード
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
悪名の騎士は、今後出てきそうな白系ビート相手に投入します。
留置からトラフトなどのアタックをねじ込んでくるような相手には、鉄壁のブロッカーとして立ちはだかってくれるでしょう。ガットショットやディスメンバーはもうないので、対処法はごく限られてくるかゼロですし。
また、白を使ったコントロール相手にも効くかもしれません。
夜鷲はゾンビをはじめとしたビートダウン相手に。
ダメージレースを優位に運べますし、いざとなれば除去のようにも振る舞えます。
もちろん、生き残り続けていればどんどん有利に傾いていくでしょう。
2 《火柱/Pillar of Flame》
1 《戦慄掘り/Dreadbore》
1 《殺害/Murder》
不死や墓所這い、およびプロテクション黒を持つ栄光の騎士対策の火柱に加え、確定除去の戦慄堀りと殺害でビートダウン相手に除去を水増しします。
戦慄掘りについては、PWを多用するタイプのコントロール相手にも投入できるでしょう。
2 《強迫/Duress》
2 《死体焼却/Cremate》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
相手の出鼻をくじく強迫、別軸からの勝負を挑めるリリアナ、墓地利用対策の死体焼却でコントロールに対処。
死体焼却はゾンビにも効きますし、リリアナはトラフトや、変なローグデッキ相手にマウントを取ったりと多目的に運用できるので、スロット節約にもなります。
RTRの黒と言えばゴルガリがもてはやされてますが、ラクドスもなかなか優秀なカードを得てるんじゃないでしょうか。
今回は採用していませんが、ゲラルフに次ぐ3マナのアタッカーとして Hellhole Flailer は面白そうですし、魔除け最弱とされるラクドスの魔除けも、トークンを並べまくるデッキが流行ればワンチャンはありそうです。ミシュラマナファクトもなかなかの強さ。あ、ラクドス様はノーチャンな。
新環境は、とりあえず黒赤から始めていく予定です。去年の今頃と違って、非常に楽しみですね。
じゃまた。
ジャンドゾンビ? うん、やっぱ回らんかったわ。
というわけで、フルスポも出てるので、レビューは一回休みして黒赤ゾンビのリストをさらしてみます。
黒赤ゾンビ「プロミネンス」
4 《墓所這い/Gravecrawler》
4 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
3 《ラクドスの哄笑鬼(※私家訳)/Rakdos Cackler》
4 《血の芸術家/Blood Artist》
3 《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》
4 《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
3 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
4 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
1 《火柱/Pillar of Flame》
2 《究極の代価/Ultimate Price》
2 《戦慄掘り/Dreadbore》
3 《炬火の炎/Flames of the Firebrand》
11 《沼/Swamp》
4 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《ラクドスのギルド門/Rakdos Guildgate》
【サイドボード】
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
2 《強迫/Duress》
2 《死体焼却/Cremate》
2 《火柱/Pillar of Flame》
1 《戦慄掘り/Dreadbore》
1 《殺害/Murder》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
※新規カードは赤字
◆メインデッキ
4 《墓所這い/Gravecrawler》
4 《ゲラルフの伝書使/Geralf’s Messenger》
最強。
こいつらがいるからこそのデッキなので、枚数を減らすことはまず考えられません。
3 《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》
最強。
ただし、枚数は調整しだいで2~4に変動します。
正直、ロッテスや刻み獣よりこっちのほうが魅力的。
いや、ホント強いよこいつ。ラクドス()とか入れてる場合じゃない。
4 《血の芸術家/Blood Artist》
最強。
アグレッシブなゾンビの強みは、アーティストと本体火力からの後詰めにあると思っているので、ここもほぼ4枚確定枠かと。
迫撃鞘が落ちたのは残念ですが、除去や戦闘でよく誘発するので依然として強力。
黒緑や黒青より黒赤を押すのは、アーティストとの相性のよさもありますね。
4 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》
3 《ラクドスの哄笑鬼/Rakdos Cackler》
既存の戦墓のグールに加え、RTRから期待の新鋭として Rakdos Cackler を追加。
これにより1マナパワー2クリーチャーが11枚になったので、ブン回りパターンの発生率がアップしています。
別に Cackler も4にしてもいいんですが、今回は他のスロットとの兼ね合いと中盤以降の微妙さも考慮して3枚に抑えました。
刃の接合者がいなくなったので、この辺りのクリーチャーは前環境以上に活躍してくれそうですね。
3 《リックス・マーディのギルド魔道士/Rix Maadi Guildmage》
個人的注目株。
ディスられてることが多いですが、アグレッシブなデッキにおける強さはなかなか。
1番目の能力はブロッカーに対して大きな牽制になり、低タフネスのクリーチャーはもちろん、ゾンビが苦手とするタフネス3のクリーチャーにも有効です。能力の性質上、実質的にはマナをつぎ込まなくて済むのもいいですね。
また2番目の能力は1番目のと噛み合っていて、1番目で牽制、アタックが通れば2番目を起動というふうにできるので、重いですが悪くはないと思います。
ただし、複数枚引いてもあまり嬉しくないのと、赤マナを要求するカードは極力減らしたいので枚数は3としました。
4 《悲劇的な過ち/Tragic Slip》
1 《火柱/Pillar of Flame》
2 《究極の代価/Ultimate Price》
2 《戦慄掘り/Dreadbore》
3 《炬火の炎/Flames of the Firebrand》
除去は以上の12枚。
軽く使いやすいスリップ4枚からスタートして、安心の確定除去枠に戦慄堀り2枚と究極の代価2枚の計4枚を採用してあります。
残り4枚は火力で、やや陰鬱しにくくなった硫黄の流弾を、クリーチャーデッキの増加も見据えて、炬火の炎3枚と火柱1枚に変更しました。
ただ、後詰めの際には流弾のほうが強いので、この枠は要検討ですね。
11 《沼/Swamp》
4 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
4 《血の墓所/Blood Crypt》
4 《ラクドスのギルド門/Rakdos Guildgate》
マナベースは2色地形3種12枚+沼11枚で23枚。
この手のデッキでタップインランドは敬遠されがちですが、実際は3~4枚入れてもさして問題はない(ZEN~SOM期の黒赤吸血鬼もタップイン3~4枚積みで普通に回ってた)ので、色事故を軽減するためにオススメです。
今回の構築では、カウンターを使う相手は少ないと踏んで魂の洞窟を抜いていますが、メタ次第では2枚程度入れてもよさそうです。ただしその場合、M10ランドのタップイン率が上がるのと、ギルドメイジを使うときに邪魔になるかもしれないという裏目は考慮しないといけませんが。
◆サイドボード
3 《悪名の騎士/Knight of Infamy》
2 《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk》
悪名の騎士は、今後出てきそうな白系ビート相手に投入します。
留置からトラフトなどのアタックをねじ込んでくるような相手には、鉄壁のブロッカーとして立ちはだかってくれるでしょう。ガットショットやディスメンバーはもうないので、対処法はごく限られてくるかゼロですし。
また、白を使ったコントロール相手にも効くかもしれません。
夜鷲はゾンビをはじめとしたビートダウン相手に。
ダメージレースを優位に運べますし、いざとなれば除去のようにも振る舞えます。
もちろん、生き残り続けていればどんどん有利に傾いていくでしょう。
2 《火柱/Pillar of Flame》
1 《戦慄掘り/Dreadbore》
1 《殺害/Murder》
不死や墓所這い、およびプロテクション黒を持つ栄光の騎士対策の火柱に加え、確定除去の戦慄堀りと殺害でビートダウン相手に除去を水増しします。
戦慄掘りについては、PWを多用するタイプのコントロール相手にも投入できるでしょう。
2 《強迫/Duress》
2 《死体焼却/Cremate》
2 《ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil》
相手の出鼻をくじく強迫、別軸からの勝負を挑めるリリアナ、墓地利用対策の死体焼却でコントロールに対処。
死体焼却はゾンビにも効きますし、リリアナはトラフトや、変なローグデッキ相手にマウントを取ったりと多目的に運用できるので、スロット節約にもなります。
RTRの黒と言えばゴルガリがもてはやされてますが、ラクドスもなかなか優秀なカードを得てるんじゃないでしょうか。
今回は採用していませんが、ゲラルフに次ぐ3マナのアタッカーとして Hellhole Flailer は面白そうですし、魔除け最弱とされるラクドスの魔除けも、トークンを並べまくるデッキが流行ればワンチャンはありそうです。ミシュラマナファクトもなかなかの強さ。あ、ラクドス様はノーチャンな。
新環境は、とりあえず黒赤から始めていく予定です。去年の今頃と違って、非常に楽しみですね。
じゃまた。
コメント
参考にさせていただきます!
黒緑は怨恨や刻み獣が使えて直線的な攻撃力は高いんですが、除去が薄いのと、状況がイーブン未満のときに押し込めるカードがジャラドぐらいしかないんで、あまり好みじゃないですね。
エンチャントに触れるのはいいんですけど。