【今回は】SoMゲームデー＠高知レポ【メモした】

　参加人数は28人、天候不良のせいか、いつもより若干少なめでした。スイス５回戦からの決勝３回戦なので、個人的には長丁場で集中力が持つかが重要な感じ。

　以前とあまり変わっていませんが、デッキは以下の通りです。



黒青コントロール「ネガ・ネビュラス」
【メインデッキ】
４ マラキールの門番
３ 深淵の迫害者
１ 墓所のタイタン
２ 霜のタイタン
２ 強迫
２ コジレックの審問
４ マナ漏出
１ 否認
１ 剥奪
２ 見栄え損ない
３ 破滅の刃
１ 闇の掌握
２ 漸増爆弾
２ ジェイス・ベレレン
３ 精神を刻む者、ジェイス
２ 定業
５ 沼
３ 島
２ 新緑の地下墓地
４ 闇滑りの岸
４ 水没した地下墓地
４ 忍び寄るタール坑
３ ジュワー島の隠れ家
【サイドボード】
２ 見栄え損ない
１ 破滅の刃
１ 漸増爆弾
２ 弱者の消耗
２ 強迫
１ 否認
４ 瞬間凍結
２ 決断の手綱



　メインに爆弾を採用したのが一番の変更点でしょうか。ロイルと悩みましたが、そこそこビートがいる模様だったので、こちらを選びました。


Ｒ１ 黒単ミミックヴァンパイア（ＧＯＭさん） ×○○
最近、宇摩mtg同好会のページを見てなかったので、しばらく相手のデッキが不明でした。うーむ。
１本目：
微妙ながらもマリガン対象とまではいえないハンドをキープ。コジレックの審問をプレイすると、門番やリリアナの死霊に混じってミミックの姿が。これは看過できずハンデス。
しかし、こちらがアドがとれない引きなのに対し、向こうはスペクター×２、門番×２みたいな引きだったので、ミミックなど関係なくジリ貧になって負け。
２本目：
ランド２枚＋定業に安心してキープすると、ランド３でストップ（しかも門番がプレイできない）という酷い流れ。
血魔女にシバかれながら死を覚悟するも、ギリギリで沼を引き込み、これを門番で排除、後続も固め引きしていた門番で捌き、迫害者で殴り勝ち。
３本目：
またも土地が止まる＆やたら高カロリーな引きに辟易。序盤のクリーチャーこそ漸増爆弾で流しはしましたが、ジェイスを強迫されていたせいでアドを取れないうえに土地も伸び悩む羽目に。
と思っていたら、値千金のトップデッキ神ジェイスを発動、２枚目の漸増爆弾と弱者の消耗で相手方の戦線を崩壊させてから、迫害者と青タイタンで悠々としばき倒して勝ち。
デッキ的にキツかったのもありますが、初戦から危ない勝ち方で先が思いやられる格好に。


Ｒ２ 白単t緑アージェンタム ×○○
緑昇天とサイド用に緑を足してるっぽいデッキでした。他にもなにか入ってたかも。
１本目：
相手の攻めを、破滅の刃、闇の掌握、マラキールの門番でいなし、有利な展開に。
さらに青緑ソードを警戒して剥奪を構えながらターンを進めると、神ジェイスをドロー、相手は明らかにソードを持ってなさそうだったので、剥奪のガードを下げてこれをキャストし、次ターンからの無限門番を狙うことにしました。
…が、ここでツモられる青緑ソード。
涙ぐましく粘るも、対抗策を一切引かずに負けてしまいました。
２本目：
聖なる秘宝の探索を漸増爆弾で破壊、即座に再プレイされた探索も、きらめく鷹ごと追加の爆弾で葬り去り、後続を弾きながら黒タイタンを降臨させたところで、相手が投了。
３本目：
相手がマリガンからの１Ｔ陽花弁の木立タップインというヌルめの展開で、探索やソードを余裕をもってケアでき、除去連打で相手が息切れしたところに迫害者、青タイタンを呼んで、素早く殴り倒し勝ち。


Ｒ３ ヴァラクート ××‐
わりとスタンダードなヴァラクート。
１本目：
順調にマナブーストを連打され、こちらも迫害者ビートでの勝利を試みるも、召喚の罠を条件反射で通してしまうという謎のプレイミスで負け。これは言い訳できないレベルのミスでした。
２本目：
先手４ターン目の迫害者から素早くライフを削り切る流れ。処理手段こそ引いていないものの、剥奪、マナリークと構えていたので、死ぬまでにはなんとかなるはず…なんて考えは甘く、その後10ターンほど何も引かず、その間ナチュラルに引かれていた２枚のヴァラクートに焼き殺されました。
ひでえ。

Ｒ４ ヴァラクート（元・本物のヤマグチ テツヤさん） ○○‐
ロータスコブラが入っているのが珍しいヴァラクート。また、メイン火力型。
１本目：
マリガンから土地１枚の手札を定業キープ、なんとか土地を引き、相手のタイタンをカウンターで受けてからの、伝家の宝刀・迫害者。これは稲妻×２（事前に１枚ハンデスしてたのに、悔しい！）で撃墜されましたが、黒タイタン、神ジェイスを追加し、ヴァラクートを２枚引いている相手に山を与えないようにトップを操作、なんとか勝利しました。
２本目：
コジレックの審問で２Ｔ唯一のアクションだったカルニを抜くのがファーストアクション。しかしトップからロータスコブラを引かれ、一時的にマナブーストを許してしまいます。
これ以上のマナブーストは許せず、続く耕作×２はカウンターし、コブラも破滅の刃で一刀のもとに両断、５マナでストップした相手を尻目に、カウンターを構えながらの迫害者というパターンに持ち込んで、そのまま逆転を許さずにゲームを決めました。


Ｒ５はＩＤ。
特に波乱もなく、ＩＤ組が全員、決勝ラウンドに進むことになりました。ちなみにメンツは、

黒青コントロール（自分）
黒単コントロール（しゅんちゃん）
黒単ミミックヴァンパイア（ＧＯＭさん）
エルドラージランプ（妄想仙人）
エルドラージランプ
ヴァラクート（Ｋツさん）
ヴァラクート
赤単（Ｄ内さん）

このうち最強位戦の参加権を持っていないのは２人で、その片方の しゅんちゃんに当たったらトスる予定でしたが、無権利者２人が当たるというフラグ通りの展開となりました。乙。


決勝Ｒ１ 赤単（Ｄ内さん） ○○‐
コス入りのスタンダードな型。
１本目：
ダイスロールで先手を取り、まずは一安心。
タップインランドの返しに速攻を仕掛けてくるゴブリンの先達には数発殴らせておき、その間に追加された、窯の悪鬼やカルガの竜王といった追加クリーチャーはきっちりと除去。沢山の土地をくれた先達にも見栄え損ないで退場していただき、コスをケアしつつターンを進め、黒タイタンに到達して、勝ちをもぎ取りました。
２本目：
相手は先達、ムカデとつなぎはするものの、土地が止まっている様子で、ここで得た時間のおかげでコスを容易にケアでき、青タイタンまでマナを伸ばして、大過なく勝ち。
この時点で、決勝宅からビート系がすべて消え去りました。


決勝Ｒ２ エルドラージランプ（妄想仙人） ○×○
１本目：
相手がジョラーガの樹語りをレベルアップさせたところに見栄え損ないを突き刺し、１ターン分のテンポを奪うというのが最初の攻防でした。そして、この最初の攻防で得た１ターン相当の時間が後に響き、コジレックに１ターン差で迫害者が相手のライフを致死量以下に叩き落とし、門番キックで初戦をモノにしました。
２本目：
土地２枚で定業キープしたら、やっぱり土地が止まり、駄目押しの酸スラもキャストされ、手も足も出ず。
３本目：
相手の土地が２枚でストップ。この優位を維持するため、カウンターと除去でマナソースを捌いていき圧勝と思いきや、ジェイスを出してドローを進めているにも関わらず、引くのは土地とジェイスばかりでカウンターもフィニッシャーもなし。
タール坑でちびちび殴っているあいだにタイタンをキャストされ、破滅の刃で除去はしましたが、土地が追加されたうえに、事前の強迫で相手の手札には追加のタイタンとコジレックがいるのは確認済みで、ブレスト能力に望みを託すと、さらにジェイスが１枚増えただけというフザケたドロー。デッキのジェイス、全部引きましたけど！
ところが、ここで相手が計算をミスする（こちらのタール坑の枚数を数え間違えていたらしい）というまさかの展開を迎え、紙一重でなんとかなりました。


決勝３Ｒ ヴァラクート ○○‐
決勝ラウンド最終戦。予選でストレート負けした人なので、雪辱を晴らしたい。
１本目：
カルニから高速展開され、こちらも動くに動けない状態に。
タイタン＋召喚の罠を警戒してマナリーク×２を構えていると、ゼンディカーの報復者→こちらマナリーク→召喚の罠→こちらマナリーク→召喚の罠。これには周囲も ざわ・・・ざわ・・・ してましたが、こっちとしては、たまったもんじゃねー。
とはいえ出てきたのは業火のタイタンだったので門番でサクっと殺ってしまい、迫害者を差し向けてビート開始。ジェイスでカウンターを補充しつつ、ヤバいものをトップデックされる前に殴り切れました。
２本目：
ハンデスとカウンターをうまく引いたハンドを土地１枚ながら定業キープ。
定業をキャストするまでもなく土地を引き込み、ハンデスで前方確認、マナブーストをカウンターして動きを遅らせてから、迫害者を出してクロックパーミ的に動いて勝ち。



　というわけで優勝でした。
　プレイングはところどころ怪しかったですが、デッキの強さで勝てた感じですね。このデッキはなんだかんだで黒寄りで、また使っていて面白いので、しばらくはメインのデッキにしてみようと思っています。

　しかし、高知は妙に黒が多い（ＧＯＭさんは県外勢ですけど）ですね。やはり黒こそが至高にして究極ということか…。

　じゃまた。